あとりのあとりえ

此処は18歳になった「私」が未来の「私」にその日その日のことを置いておく場所です。

祖母の訃報

1月30日18時、祖母が死んだ。

 

その時私は深く、深く、深く後悔した。

 

年始の祖母の家に行くスケジュールにバイトを入れてしまっていたから。

それが最後の会うチャンスなんて、思ってもいなかったから。

 

今考えると馬鹿馬鹿しいですが、当時はバイトは始めたてで、簡単に断ち切れるような誘いに断る事すら出来なかったのです。

 

あの時断れていたら逝ってしまう前に会えたのにな、という自責の念に潰されそうになりました。

 

2年前ほどから祖母は認知症になっており、私の顔を見ても名前も思い出せないような状態だったので、いずれ最期が来る事は覚悟は出来ていました。

 

まぁ今日行けなくとも、次まで、あと1回は会えるだろうと思ったのは甘い考えでした。

 

 

 

祖母の訃報を聞いた時はそのショックに青ざめましたが涙は出ず、いつもと変わらず日常を過ごしました。

 

『死』って言葉だけだと『実態』を持たないので私自身ケロッとしていられるのですが、

従兄弟のすすり泣く声、顔を下に向ける父、目の開くことの無い祖母を見た途端、その情景が『死』に『実態』を持たせてしまい、私もハンカチで顔を覆いました。

 

もう会えないと思うと未だに目頭が熱くなってしまいます……

 

 

しかし私が当事者と考えると何日もクヨクヨして欲しくは無い、と願っているだろうと思ったので、明日からはまた笑って生きることにします。

 

思い出話をすると、祖母の家に泊まった時は私もまだ幼く、明太子トーストとCCレモンがとても珍く未知の味に感動した記憶があります。

なので食べる度に祖母を思い出すと思います。

 

あとあの明太子トーストは何故か再現できない。作り方はこっ酷く単純なのに、なんで??

 

(2020/01/31 22:20/通夜を終えてからの記事)